日本厚生労働省が7月27日に発表した「平成27年(2015年)簡易生命表」調査によると、日本人女性と男性の平均寿命はそれぞれ14年の世界1位から2位(87.05歳)に、14年の3位から4位(80.79歳)に転落した。男女ともに世界1位になった国・地域は香港で、それぞれ平均寿命は87.32歳と81.24歳だった。
1985年から2010年まで、日本人女性の平均寿命は26年間連続世界首位を維持してきたが、11年は3月に発生した東日本大震災の影響で香港に次ぎ2位となった。次12年には1位を奪還することに成功し、同年から14年まで1位を維持してきた。
香港人の平均寿命が世界1位になった理由について、米国の中国語ニュースサイト「多維新聞網」(29日付)は、先進国の水準と変わらない充実した医療サービスのほか、漢方薬材や肉類や海鮮物を煮込む薬膳スープを好んで飲むこと、飲茶(ヤムチャ)文化、蒸し料理を主とする食事などの食習慣が長寿の秘訣だと分析した。
(翻訳編集・張哲)
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