空撮で見る中国長江流域の洪水被害

2016/07/14
更新: 2016/07/14

中国長江洪水対策総指揮部は7月11日の記者会見で、3月以降に降水量が異常に多い状況が続いたことにより、長江流域各地で大規模な洪水が発生し、約4900万人以上の住民が被災し、222人の死亡・行方不明が出ていると発表した。

6月下旬から連続的な豪雨により、安徽省、湖北省など中国南方の広い地域で深刻な洪水被害を受け多くの都市や町が水没してしまった。報道によると、今年の河川増水期に入ってから中国南部では地域性暴風雨が既に27回発生しており、頻度・降水量とも観測史上最大となった。

以下は、空撮した洪水の被害地域の写真である。

広西省

7月5日広西省柳州、水に囲まれた町。(STR/AFP/Getty Images)
6月28日広西省貴州、豪雨で水没した町。(VCG/VCG via Getty Images)

江西省

6月21日江西省景徳鎮、水没した長江流域近くの町。 (VCG/VCG via Getty Images)
6月21日江西省景徳鎮、水没した長江流域近くの町。 (VCG/VCG via Getty Images)

安徽省

7月7日安徽省宣城、豪雨で水没し孤立された村。(STR/AFP/Getty Images)
7月7日安徽省宣城、豪雨で水没した地域。(STR/AFP/Getty Images)

湖北省

7月6日湖北省武漢市、浸水した新華路スタジアム。(STR/AFP/Getty Images)

江蘇省

7月6日江蘇省揚州、水没した町。(STR/AFP/Getty Images)
7月5日江蘇省常州、連日した豪雨で水没した地域。(VCG/Getty Images)

(翻訳編集・単馨)