中国では6月から、南部を中心に大規模な洪水に見舞われている。国内外の一部の専門家は、中南部に流れる長江に位置する巨大水力発電ダム、三峡ダムの洪水抑制能力について疑問視し、長江上流での記録的な豪雨でダムの決壊の可能性を指摘した。。米国の専門家は、三峡ダムが安全上に大きな問題が起きれば、統治の合法性を主張する中国共産党政権にとって、致命的な打撃を与えるとの見方を示した。米ボイス・オフ・アメリカ(VOA)が8月11日報じた。
2020/08/11
中国南方、長江流域などの地域に集中豪雨が続き、多くの地域が歴史的な大洪水に見舞われた。7月4日「新安晩報」の微博サイトに、長江流域の水位の急激な上昇を実感できる一組の写真が投稿された。
2016/07/26
中国長江洪水対策総指揮部は7月11日の記者会見で、3月以降に降水量が異常に多い状況が続いたことにより、長江流域各地で大規模な洪水が発生し、多くの都市や町が水没してしまい、約4900万人以上の住民が被災し、222人の死亡・行方不明が出ていると発表した。
2016/07/14
6月下旬から連続的な豪雨により、中国長江中、下流域の多くの地域で深刻な水害が多発している。長江幹線堤防や江西省の九江長江大堤防など、主要な治水施設においても973箇所もの危険個所が見つかり、深刻な状況が続いている。
2016/07/10