【大紀元日本9月17日】尖閣諸島(中国名・釣魚島)の中国領有権を主張する香港の活動家10数人を乗せた抗議船が15日正午に香港を出港し、同島に向かっている。
香港の民間団体「保釣(釣魚島防衛)行動委員会」はその前日に今回の活動を発表し、満州事変の引き金となった柳条湖事件(9.18事件)が起きた18日に、尖閣諸島到着を目指すとしている。
抗日戦争勝利記念日である3日の式典で、「習近平国家主席は久しぶりに両国関係改善を望む姿勢を示した」と報じられた矢先に、今回の領土問題騒動が再燃した。
一部では、香港をまだ支配している江沢民派が習近平政権を困らせるために作った外交問題の火種、という見方も上がっている。
(翻訳編集・叶子)