人民日報、米国に「黙れ」 南シナ海問題で

2012/08/09
更新: 2012/08/09

【大紀元日本8月9日】人民日報は6日の社説で、南シナ海問題をめぐり米国に「黙れ」と激しい言葉で警告した。

社説では、米国は中国と隣国が対立するように唆していると批判。「中国には米国に『黙れ』と告げる理由はいくらでもある」「中国は自らの主権問題で外国の干渉を容認できるもんか」と威を張った。

米国務省は3日、中国が南シナ海の争議海域に軍事駐屯地を設置するなどについて、「外交努力に逆行」だと批判する声明を発表した。これに対して中国の外務次官補は翌日、米国の駐中国公使を召喚して抗議したばかりだ。

南シナ海の領土問題で抗議、7月ベトナム(HOANG DINH NAM/AFP/Getty Images)

南シナ海の領土問題で抗議、7月マニラ(TED ALJIBE/AFP/Getty Images)

(翻訳編集・余靜)