この度の中国北部を襲った水害について、官製メディアはほとんど報じていない。パンダの誕生日を伝えるニュースに、ネット民は「まるで別世界だ」と呆れている。
北京をはじめ、中国各地では40度を大きく超える猛暑が続く。しかし、中国の官製メディアが伝える「最高気温」は、それより「低め」に発表している。
米戦略軍(USSTRATCOM)のチャールズ・リチャード司令官は、急速に増大する中国の軍事力、とくに核戦力について、米国にとって深刻な脅威をもたらすとして強い警鐘を鳴らした。
2021/09/01
中国外務省の華春瑩(フアチュンイン)報道局長は16日の記者会見で、「アフガン国民の意思と選択を尊重する」と述べ、タリバンによる武力制圧を事実上、容認した。中国共産党機関紙・人民日報はその後、微博に『タリバンとはどんな組織か』と題した記事を投稿した。ネットユーザーからタリバンを「美化している」と猛批判を浴びた。
2021/08/17
2021年7月1日の建党100周年記念大会に向けて宣伝活動に本腰を入れる中国共産党(CCP)が、同党中央委員会総書記を兼任する習近平(Xi Jinping)主席を中華人民共和国(中国)建国の父とされる毛沢東(Mao Zedong)初代国家主席の次に権威ある指導者として祭り上げる中、中国本土全体で同主席への崇拝意識がますます高まりつつある。
2021/07/05
中国共産党機関紙・人民日報は8月25日、3万字余りの長編評論記事を発表し、対中強硬姿勢を示すポンペオ米国務長官を批判した。しかし、中国SNS「微博(ウェイボー)」では、ユーザーらは批判記事で、ポンペオ氏が「図星をついた」「何を言ったのかをやっと知ることができた」と皮肉なコメントを書き込んだ。
2020/08/27
中国の李克強首相は8月20日、深刻な洪水被害を受けた四川省重慶市に入り、被災状況を視察し、住民を慰問した。一方、習近平国家主席は18日以降、同じく水害に見舞われた安徽省を視察していた。しかし、中国共産党機関紙・人民日報、国営新華社通信と国営中央テレビ放送(CCTV)は習氏の視察だけを取り上げた。海外メディアは、党内序列5位でイデオロギーやプロパガンダ工作を主管する王滬寧氏の命令で、官製メディアが李首相について報道を控えたとした。
2020/08/24
米中貿易戦が長期化する中、中国指導部の考えを強く反映する政府系メディアが、反米または親米と論調の一貫性を保たないことが注目された。中国当局がジレンマ的状況に陥っているのを浮き彫りにした。
2019/06/13
中国共産党機関紙・人民日報は2日、海外SNSであるツイッターアカウントで、台湾の花蓮県花蓮市の美しい海岸を撮影した動画を投稿し、英語で「地球上の桃源郷」「空撮した中国花蓮市の海岸景色」と説明した。専門家は、中国当局が台湾に関する情報の誤認を狙っていると指摘する。
2019/04/06
中国共産党機関紙・人民日報英語電子版は18日、ニュージーランド元首相のジェニー・シップリー(Jenny Shipley)氏が署名した評論記事を掲載した。記事は、中国当局が主導する巨大経済圏構想「一帯一路」に関する内容で、「私たちは中国に学べ、中国に耳を傾ける必要がある」と題された。しかし、シップリー氏は寄稿したことを否定した。現在、同国内で波紋が広がっている。
2019/02/23
検索大手グーグル(Google)の中国市場再進出をめぐって関心が高まるなか、中国共産党機関紙・人民日報もこのほど、評論記事を掲載した。しかし、記事が自ら、海外メディアが中国当局のネット統制を強く批判していると言及したため、その後削除された。
2018/08/09
先週末、習近平氏が「権力闘争に敗れ、すでに失権した」との噂がインターネットで飛び交っている。中国問題専門家の間では、習氏の失権説について疑問視する一方、最高指導部で熾烈な権力闘争が広がっているとの見方は大半を占めている。
2018/07/18
朝鮮半島情勢が緊迫する中、中国政府系メディア「人民日報」と「環球時報」はこのほど、北朝鮮に対してふたたび猛烈に批判した。
2017/04/21
南シナ海問題で仲裁裁判所が中国の主張を否定したことを受けて、17日と18日の両日、中国河北省、湖南省、江蘇省などの都市で、一部の市民が米国系飲食チェーン、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の店舗前に集まり抗議活動を行った。
2016/07/20
中国共産党機関紙の元スタッフが5月9日までに大紀元の取材に応じ、中国政府メディアによる国内情報や世論操作の手段を暴露した。この人物は大紀元に自身の辞職表を公開し、そこには「もう(政府や役人を)賞賛したくない、もう(国民を)脅したくない」といった内容を記していた。
2016/05/21
中国共産党機関紙、人民日報の公式SNS(微信、ウィーチャット)に掲載された一篇の記事が思いがけないことで話題となり、多くのネットユーザーから「ツッコミ」を入れられている。
2016/03/08
【大紀元日本10月30日】「民主の模範と標ぼうする英国は(香港を統治した)150年の間、香港同胞に一日たりとも、確かな民主を享有させなかった」。これは、長官選挙制度民主化を求めるデモが起きた翌9月29
2014/10/30
【大紀元日本10月13日】香港で続いている長官選挙制度民主化を求める学生や民主派団体の抗議デモについて、中国共産党機関紙「人民日報」は10日、米国が水面下でバックアップしていると批判した。これに対し、
2014/10/13
【大紀元日本8月21日】カナダのハーパー首相の報道官は最近、20~26日に行われる毎年慣例の首相の北極訪問に、「一部の特定メディアの同行取材を歓迎しない」と発言した。同国政府当局者によると、該当メディ
2014/08/21
【大紀元日本8月23日】当局のシナリオ通りと見込まれていた薄煕来裁判の初日は、劇的な展開となった。党当局の取り調べで「誘導の疑い」があったと薄被告は主張し、収賄罪について全面否認した。今回の公判で、記
2013/08/23
【大紀元日本6月13日】中国共産党機関紙の人民日報は13日、安倍政権の外交方針となる「価値観外交」を痛烈に批判した。 「典型的な『人格分裂』ー安倍政権の『価値観外交』の虚偽なベールをはがす」と題する同
2013/06/13
【大紀元日本5月13日】中国共産党の機関紙・人民日報が沖縄県の日本帰属の正当性を否定する論文を掲載したことについて、米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は「友を困らせ、敵を喜ばせる行為だ
2013/05/13
【大紀元日本8月9日】人民日報は6日の社説で、南シナ海問題をめぐり米国に「黙れ」と激しい言葉で警告した。 社説では、米国は中国と隣国が対立するように唆していると批判。「中国には米国に『黙れ』と告げる理
2012/08/09
【大紀元日本12月9日】毎年1回、3月頃に北京で開催される全国人民代表大会(全人代、国会に相当)。各政府メディアがトップ一面で報道するのが慣例だが、中国共産党の機関紙・人民日報の今年の報道は昨年のも
2011/12/09
【大紀元日本6月10日】 【大紀元日本6月10日】中国共産党の機関紙・人民日報は6日、昨年1月より中国市場から撤退したインターネット検索大手の米グーグル社を、「中国当局を誹謗中傷する政治的道具」であ
2011/06/10
【大紀元日本6月2日】中国共産党の機関紙「人民日報」はこのほど、共産党員や幹部に対して、最高指導部と高度な一致を保つことを要求する内容の評論を掲載した。「党の政治紀律を固く守れ」と題する同文章は、「
2011/06/02
【大紀元日本5月11日】中国湖北省武漢市在住の13歳の少年が最近、国内世論の批判の的になっている。「政治の天才少年」と揶揄されている黄芸博君は写真で中共幹部の定番ポーズを取っており、「少年先鋒隊」(
2011/05/11
【大紀元日本4月23日】政府系の人民日報、経済日報、光明日報、解放軍報の1面がほぼ同じ。こんな発見をした読者が4紙の画像を並べてネットに掲載したところ、政府系紙に対する痛烈な批判がユーザーの間で飛び
2011/04/23
【大紀元日本12月18日】今年9月、人民日報社の副秘書長に昇進し、検索エンジン「人民捜索」の総裁にも就任した元女子卓球中国代表・_deng_亜萍(トウ・アヒョウ)氏は8日、北京郵電大学が開催した宣伝
2010/12/18
【大紀元日本10月29日】中国共産党の機関紙・人民日報が27日、「正しい政治路線で積極的かつ穏当に政治体制改革を推進する」と題する社説を掲載した。記事は、「あらゆる政治改革は安定を土台にしなければな
2010/10/29