【大紀元日本6月24日】米外交専門誌「フォーリン・ポリシー」電子版が22日、世界の独裁者のランキングを発表した。北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の名前が最悪の独裁者として上がり、中国の胡錦濤国家主席は第10位にランクインした。
同誌は金総書記を「乏しい資源を核計画に費やし人民を困窮させ、多くの政治犯を強制収容所に送り込んだ」とし、胡主席を「外国人投資家を笑みと会釈でだます一方、反体制派を残忍に弾圧するカメレオンのような暴君」「資源獲得のためアフリカを“植民地化”するように物色している」と評した。
2位にはジンバブエのムガベ大統領が「国の経済を破たんさせながら、自らは不正蓄財をしている」とし、3位にはミャンマーのタン・シュエ議長が選ばれた。
同誌は、世界の全人口のうち約19億人が23人の独裁者の支配下で暮らしていると指摘している。
(佐渡)