【大紀元日本11月29日】米消費者団体専門誌「コンシューマー・リポート」は9日、「最も信頼できる自動車」ランキングでトヨタ車が上位半数近くを占めており、今年度の調査結果で再び圧倒的な優勢を示した。
米各社メディアの報道によると、「コンシューマー・リポート」誌が発表した新車47車種の「最も信頼できる自動車」のうち、トヨタが21車種を占めていると発表した。報道では、一部の米国車も日本車と同等な信頼性を有しているが、全体的における信頼度はやはり日本車がトップであるという。
今回の調査では米国車の品質向上が示されているが、実質上、デトロイトに集中している各社製品の品質はトヨタと米国の日本車市場で2位のシェアを占めるホンダに及ばないとし、ジェネラル・モーターズ(GM)、フォード及びクライスラー各社が米国市場におけるシェアの奪回に大きな挑戦に直面していると示唆した。
情報筋によると、GM、フォード及びクライスラーは10月における米市場でのシェアは56・9%で、前年度比3・1%の減少。これに対して、トヨタおよびホンダ両社は24・3%のシェアを占めており、前年度比2・6%増であった。
同誌の発表によると、部門別ベストカーでは、高級車セダンAcuraを含み、ホンダは11の車種がランクインした。一方、GMとフォードはぞれぞれ3車種で、クライスラーおよびメルセデスはランクインを果たせなかった。これに対して、高級車レクサスを含むトヨタは10部門のうち、6部門を制覇した。
毎年、読者によるアンケートで集計されるランキングは、昨年の調査結果で最も信頼できる31車種のうち、トヨタは15車種を占めていた。今年は最も信頼できる47車種のうち、ホンダのフィット、トヨタのSUVハイランダー、GMのワゴン車ポンティアック・ビベおよびフォードのフュージョンが含まれている。
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