【大紀元日本6月6日】カナダ「漢和防務評論」の最新報道によると、中共軍部は本年、陸軍航空団創団20年の節目に当たり、ロシア製ヘリ「ミル171」を24機輸入するという。
現在、中共解放陸軍は「ミル17」級ヘリ200機余りを保有しており、運輸、対地火力支援で運用している。これら機体の一部は、国内生産された対地攻撃ミサイルを装備でき、さらに当局は、TY90空対空ミサイル装備の可能性も模索しているという。漢和編集長の平可夫氏によると、中共軍は現在、異なった地形で火力支援、空中戦のできるヘリを求めているという。
平編集長によると、2006年は中共解放陸軍の節目であり、陸軍は集団軍内の航空団を増設すると躍起だが、現在の増設数は理想とは程遠く、特に福建省の第31集団軍航空団建設は急務、原因はヘリ生産数の絶対的不足にあるという。中共解放陸軍は、2016年までに集団軍1個につき、航空団1個を創設する計画。