【大紀元日本5月15日】南北朝鮮政府は、南北を縦断する鉄道「京義線」と「東海線」の試運転を25日から行うことで合意した。韓国の統一省当局は13日、北朝鮮開城公団で行われた第12回南北鉄道・道路連結実務会議で、京義線の試運転開始について合意したと伝えた。鉄道が開通するのは、1948年の南北分断以来始めて。
廣中新聞によると、半島西側沿岸を運行する京義線の試運転時には、北側100人が搭乗、内訳は技術者、政府関係者、新聞記者などで北の開城から韓国・ウェン山まで27.3kmを運行、半島東側を運行する東海線の試運転は、韓国を出発して金剛山まで25.5kmを運行する。今回の合意を受け、金大中・前大統領は6月に予定している北朝鮮訪問時、京義線搭乗を希望しているという。