中共による3年もの迫害に耐え、米国市民・李祥春氏が帰国

2006/01/23
更新: 2006/01/23

【大紀元日本1月23日】中共当局に不当逮捕された米国市民・李祥春氏(チャールズ・リー)が、3年間にわたる迫害後、21日午前8時20分頃、サンフランシスコ国際空港に到着、友人と現地法輪功学習者らの歓迎を受けた。午前9時20分ごろ、李氏は満面の笑顔で現れ、迎え出た婚約者・符泳青氏と抱擁、友人知人らと無事を確認した。

米国入りした李氏は、メディアのインタビューに対し「米国に戻れたことは本当に嬉しい。法輪功学習者たち、米国領事館および世界各地の善良な人々の救援に感謝する」と述べた。また、「3年間にわたって残酷な迫害を受けた。抗議するため、ハンストを9回のべ50日間にわたり行った。中共の迫害は非合法かつ不当」と訴えた。李氏はさらに「中国大陸で、まだ多くの法輪功学習者が迫害を受けており、さらなる多くの人々に法輪功の真相を知って欲しい。いつか中国で信仰の自由が来る日を待ち望んでいる。最後には、勝つと信じている」と語った。

李氏は2003年1月22日、広州国際空港に到着時、中共公安当局に逮捕された。中共側は、李氏がテレビの電波を利用、法輪功への中共による迫害実態を伝えた容疑で立件告発、同年3月、懲役3年の刑を宣告、南京刑務所に送致収監した。李氏は、殴打、洗脳、重労働懲役などの拷問を受けていた。

(サンフランシスコ=黄毅燕/周容)