【大紀元日本1月12日】近年、中国は急速な経済発展を遂げている一方、官と民の生活格差や悲惨な貧困層の生活ぶりなど経済大国まっしぐらにふさわしくない様相が、世界の関心を集めている。博訊ネットは、ユニークな観点から、現代中国の裏の社会現象を24項目に纏めている。情報ソースやデータは明らかにされていないが、中共政権下の中国社会の影の部分をかいまみせてくれる。
1. 中共政権が教育に投じた予算はアフリカのウガンダにも及ばず、学校へ行けない、または中退する児童数は世界最悪。
2. 中国では、子供が大学に通うために巨額な資金が必要である。貧困家庭では、資金繰りに疲れた両親が自殺したり、一家離散になったりするケースが多発しており、その件数は世界最悪。
3. 社会医療保障を受けられない農民の数は9億人で、世界最悪。
4. 毎年発生する炭鉱事故および遭難者の数は世界最悪。
5. ここ10年間で、汚職官僚が国家の財産を海外へ持ち出したために取り戻せなくなった金額は500億米ドルに達した。世界最悪。
6. 政府職員が毎年濫用した公金は3000億人民元以上で、世界最悪。(2002年、長江・三峡ダムの建設費は2000億人民元だった)
7. 政府職員が公務で出張する際に使用した交通費は2000億人民元以上に上る。世界最悪。
8. 中央テレビ局は新しいビルを建設するのに70億人民元の予算を取っている。世界最悪。
9. 国民一人当たりの年間平均収入は1090米ドル。高度経済成長を遂げていると言われる大国だ が、人民の収入は世界第100位である。
10. 現在中国国内で強制的に売春婦にさせられた女性の数、および売春の件数は世界最悪。
11. 売春職業を一掃するために、婦女に対して暴力を振るい、法律を強いる。これは世界で稀にみられることだ。
12. 中国大都市の発展水準は欧米と同程度にもかかわらず、殆どの農村ではアフリカの貧困国家の農村と同様の貧しい生活をしている。都市と農村の生活水準格差は世界最悪。
13. 都市建設および都市での労働にかかわる農民、労働者には、福利厚生制度がなく、これら無保証で働く労働者の人数は世界最多。世界最悪。
14. 世界で大国と呼ばれる国では、国民は義務(無料)教育を享受しているのに対して、中共政権は中高生から高額の学費を徴収する。
15. 国連の常任理事国として、また、悠久の歴史および広大な領域を持つ大国の中で唯一、先端ハイテク兵器を輸入している国である。
16. 現代化設備を備えている中国工場で働く工員の賃金は、メキシコ国内で働く工員の賃金より低く、ひいては隣国ベトナムなどの国よりも低賃金である。
17. 中国は取り急ぎ入用な民間航空機等の工業用品と交換するため、Tシャツ、ショーツなどのものしか輸出できず、アフリカの小国と同程度。全く珍しい。
18. 中国各級政府庁舎の豪華さは、裕福である日米政府庁舎より豪華であることもしばしばであり、これには日米政府も驚いた。世界最悪!?
19. 中共政府筋の報道によれば、現在、中国国内の官と民の比率は1:28(一説には1:15)で、世界最悪。
20. 中共は、実際には分裂状態になっており、国家統一を実現しておらず、一部の領土や海域も未回収のままである。北朝鮮と韓国を除き、中共は世界で唯一統一されていない国である。
21. 地方政府職員の違法行為に対して監督処罰を行う、中共各級政府職員からなる「中央/部委監査グループ」という機関がある。彼らの任務は各地へ出張し、地方政府職員の違法行為を懸命に摘発、懲罰する。彼らの仕事振りは、全世界公務員の模範?
22. 中国の農民達は北京、深センなど大きい都市を訪ねる際、必ず「一時宿泊証」の手続きを行ったうえで初めて宿泊できるという。世界でも珍しい。
23. 中共の政府職員達の中から「大都市への進入制限制度」が提案された。いわゆる素質の低い国民が大都市へ進入するのを防ぐ政策だ。国民間での差別をあおる政府側の提案。
24. 中共政権下で4年間大学に通うためにかかる学費は、農家一家が41年間 飲まず食わずに労働して得る収入に相当し、世界でも学費が二番目に高い日本の3倍で、世界最悪。