【大紀元日本12月19日】「ムンバイ・ミラー」のニュースネットサイトによると、フィリピンやマレーシア、タイで大雨による洪水が発生、死者10人、1万5千人以上が緊急避難しているという。また、中央社によれば、連日の大雨でマレーシア北部のケランタン州やトレンガヌ州などの地区で、大洪水が発生、5千人以上が緊急避難した。マレーシア当局によると、天候はさらに悪化する見通しだという。
フィリピンでは17日、カリボやアクラン州で約1万人が緊急避難したと当局が発表。また、14歳の男子が流され行方不明であるという。気象局によると、熱帯性低気圧により、先週からモンスーンによる強い雨脚に見舞われていた同地域に追い打ちをかけた形になったという。
マレーシア北部では、約五千人が避難、政府のウェーブサイトは18日「この熱帯低気圧は24時間以内に熱帯暴風に変わる」と公表し、マレー半島東海岸には強風と高波がこれから20点xun_ネ降も続く見込みだという。
タイ南部では、二カ所で地滑りが発生し7人が死亡。当地の防災当局によると、河川の水位が上がり、数千人が避難したという。
タイでは、九つの州で少なくとも4万人が病気で寝込み、そのほとんどがインフルエンザであると同国公衆衛生省が発表、感染地域には1千台の移動医療セットと医薬品セット10万個を送ったという。