【大紀元日本11月17日】16日夜の新華社速報によると、中国衛生部が午後7時50分、湖南省で2例と安徽省で1例の計3例の鳥インフルエンザの人への感染を確認したと発表した。 詳細な情報はなかったが、H5N1鳥インフルエンザが報道されて以来、当局が人への感染を確認したのは初めて。
鳥インフルエンザ感染で病死したとされるケースを調査するため14日に湖南省に入っていた世界保健機関(WHO)は同日、女児が病死した湖南省湘潭県で3例の疑似ケースについての現地調査を終了した。
WHOは、3人のH5N1ウイルス感染を確認し、その内の二人が死亡したと発表した。亡くなったのは、湖南の12歳の少女と安徽の24歳の女性という。
WHOの伝染病課のディック・トンプソン氏は、BBCの取材で、中国の鳥インフルエンザ発生状況は、「非常に気掛かりな状況」と述べた。
中国は、初めに、湖南省湘潭県の12歳の少女とその兄弟のH5N1ウイルス感染を否定したが、その後調査を再開し、WHOに協力を求めた。
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