今月12日、湖南省永州市で起きた目を疑う一幕。
労働者たちは、「私が稼いだお金を返して!」と集合住宅地内で叫んでいる。しかし、100人近い武装した警備員らは労働者たちを殴りつけ、多くの労働者が負傷した。
(現場の様子)
働いたぶんのお給料をもらうは当然なはず。それなのにその給料を払わず、しかも、「給料を払って」と抗議する労働者を鎮圧する。
この光景はいまの中国全土で毎日のように繰り返されている、もはや「日常」にすらなっている。
「職を求める人たちで作る長い行列」、「家賃が払えず、道端や公園で寝泊まりする人」、「人生に絶望して自ら死を選ぶ人」、「不公を受けても泣き寝入りするしかない」、「給料もらえない」「給料払ってと抗議すれば弾圧されるだけ」……
これこそが、今の中国の真実の姿であり、決して官製メディアが宣伝する「盛世(繁栄)」などでは決してない。
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