「働いたぶんのお給料を払ってください!」
生活に困窮する労働者たちは、あの手この手を使って抗議をし、未払い給料を少しでもいいから取り戻そうとしている。
そうした光景はいまや、中国全土で毎日のように繰り返される「日常」にすらなっている。
四川省
12月4日中国四川省峨眉山市(がびざんし)にある靴工場の労働者数百人がストライキを行ったことが市民によるSNS投稿でわかった。
労働者のために会社側が支払うべき社会保障費を支払っていないことに抗議し、社会の注目を集めようとした労働者たちは、会社前の道路に一列に広がり、「人の壁」をつくって交通を遮断した。
公開資料によれば、この靴製造会社(「四川峨眉山金威利運動用品有限公司」、2007年設立)の従業員数はピーク時では6千人はいたという。
しかし労働者よるストライキの件はついては、検閲が敷かれているのか、中国のネット上では関連情報はない。
(当時の様子)
陝西省
同じく12月4日、陝西省渭南市(いなんし)にある企業の前でも、未払い給料の支払いを求めて抗議する労働者の姿があった。
(当時の様子)
福建省
12月2日、福建省泉州市(せんしゅうし)洛江区(らくこうく)の政府正門前にも、給料の支払いを求める大勢の出稼ぎ労働者集団が地べたに座り込んで抗議をしていた。
(当時の様子)
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