9日の韓国大統領選で、最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏が10日、第20代大統領に当選した。 尹氏はソウルで演説し「大統領当選者として新たな政府を準備し、大統領職を担えば、憲法精神と議会を尊重し、党と国民に
[ワシントン 7日 ロイター] - 米国家情報長官室は7日、年次の「世界脅威評価書」を公表し、北朝鮮の相次ぐミサイル発射について、年内の大陸間弾道弾ミサイル(ICBM)と核兵器の実験再開に向けた準備作業かもしれないとの見方を示した。 実験を再開すれば2017年以来となる。 報告書によると、金正恩(キム・ジョンウン)総書記は、核兵器の保有と弾道ミサイルの研究開発の強化に依然として強い意欲を持っている
[7日 ロイター] - 国連では7日、米国をはじめ11カ国が度重なる北朝鮮のミサイル発射に対して安全保障理事会が行動を起こしていないことを非難する声明を発表した。 安保理の非公開会議後、トーマスグリーンフィールド米国連大使が声明を読み上げた。 今年に入ってからの北朝鮮による相次ぐミサイル実験は、複数の国連決議に違反していると非難し、「北朝鮮が安全を脅かす行動をエスカレートさせる一方、安保理は沈黙を
[ソウル 4日 ロイター] - 米国の北朝鮮研究サイト「38ノース」は4日、商業衛星写真を基に、北朝鮮の寧辺(ヨンビョン)核施設の活動が活発化しているとの見方を示した。 核分裂性物質の生産が行われているほか、施設拡大に向けた基礎工事が進められており、近く実験用軽水炉(ELWR)の稼働が始まる可能性があるという。ただ、プルトニウム抽出のために使用済み核燃料を再処理する放射化学実験室の能力拡大に向けた
[ソウル 3日 ロイター] - 韓国大統領選が9日に迫る中、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補と野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補が3日、尹氏に野党候補を一本化すると表明した。出馬を辞退した安氏は尹氏支援に回る。 両氏は記者会見で公表した共同声明で、「本日の発表が完璧な政権交代を実現するとわれわれは固く信じている」とした。 与党「共に民主党」の李在明(
[東京 27日 ロイター] - 岸信夫防衛相は27日午前、北朝鮮が発射した飛翔体は弾道ミサイル少なくとも1発で、西岸付近から東方向へ約300キロ飛行して日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと明らかにした。最高高度は約600キロだったと分析している。 防衛省内で記者団の取材に応じた。船舶や航空機への被害は確認されていないという。
国連の専門家はサイバー専門家の報告書を引用し、北朝鮮は引き続き金融機関、仮想通貨会社、取引所から数億円(数百万米ドル)を窃盗していると述べた。
2022/02/23
12日に米ハワイで開いた日米韓外相会談で台湾をめぐる情勢が議題に挙がった。中国との関係を重視する韓国を含めた3か国で台湾問題の姿勢を示すのは異例。バイデン政権は、インド太平洋地域で影響力の拡大を図る中国共産党を抑制する地
1月に入ってから合計7回のミサイル発射実験を行った北朝鮮。米専門家らは、中国が北朝鮮の軍事的挑発を利用して、東アジアにおける米国の防衛同盟を分裂させる可能性があると警鐘を鳴らした。
2022/02/08
北朝鮮の相次ぐミサイル発射を受けて、日米韓3カ国の防衛当局局長級は4日に電話会議をした。日程調整を経て日米韓防衛相会談を開催することでも一致した。
北朝鮮は30日、中距離弾道ミサイルを4年ぶりに発射した。通常の角度であれば在日米軍基地や自衛隊基地ほかグアムまでが射程距離となる。金正恩朝鮮労働党総書記は2018年に大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発を停止すると発表した
韓国野党「国民の党」大統領選候補の安哲秀(アン・チョルス)氏は28日、ソウルでの記者会見で、中国の軍事的挑発に対して断固として対応し、米韓同盟を強化すると語った。日本との関係について「内政を外交に利用しない」と述べ、日韓
[ソウル/東京 30日 ロイター] - 韓国軍の合同参謀本部は30日朝、北朝鮮が東岸沖へ飛翔体を発射したと発表した。日本政府は、中距離以上の弾道弾だったと分析。専門家は、ここ数年で最大級のミサイル実験だった可能性を指摘している。 聯合ニュースによると、韓国軍は北朝鮮が発射したのは中距離弾道ミサイル(IRBM)だとした上で、800キロ飛行し、高度2000キロに達したとする同様の分析結果を示した。
岸田首相は27日、北朝鮮による今年6回目となる飛翔体発射を受けて、「国連決議違反であり、大変遺憾」だと述べた。被害の報告は受けていないという。
北朝鮮のハッカー集団は昨年7回にわたる取引所や投資会社へのハッキングで、合計約4億ドルもの暗号通貨を盗んでいたことが明らかになった。米分析企業チェイナリシスは13日発表の報告のなかで「高度で持続的な脅威」だと警鐘を鳴らし
首相官邸は17日午前、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。ミサイルであれば、北朝鮮による発射は今年4回目となる。岸田首相は不測の事態に備え万全な態勢を取るよう指示した。
[東京 14日 ロイター] - 岸信夫防衛相は14日、北朝鮮が同日午後2時50分ごろ、弾道ミサイルを少なくとも1発、北西部の陸地から東方向に発射したことを確認したと述べた。飛行距離は通常軌道なら400キロ飛しょうし、日本のEEZ(排他的経済水域)の外側に落下したと推定している。 北朝鮮には、大使館ルートを通じて抗議したという。
[ソウル 7日 ロイター] - 韓国軍は7日、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が今週「極超音速ミサイル」の発射実験に成功したと伝えたことについて、北朝鮮の従来の弾道ミサイルから大きな改善は見られないとの懐疑的な見方を示した。 弾頭は極超音速に達していたもようだが、飛行距離は国営メディアが報じた700キロよりも短く、側面機動も報じられたほどではなかったという。 韓国軍関係者は記者団に「これは
10年前に北朝鮮で最高指導者としての地位に就いて以来、金正恩総書記は自国民が継続的に抑圧、孤立、飢饉に苦しむ状況をよそ目に、核兵器に執拗に固執し国際社会で認識を得ることに執念を燃やしてきた。
2021/12/30
ここ数ヵ月の間に、インド太平洋で第4位と第5位の経済規模を持ち、それに相応した国防予算を備える2ヵ国が相互の防衛関係の深化に努めている。
半導体大手・サムスン電子が米テキサス州テイラー市に半導体工場を新設することを決め、半導体供給網を拡大するための米中間の経済戦争が一層激しくなっている。
ネットフリックスで配信されている大ヒットシリーズ「イカゲーム」の海賊版を北朝鮮国内に密輸入し販売した北朝鮮の男性が死刑判決を宣告された。教室で「イカゲーム」を視聴したことが逮捕のきっかけになったという。
ワシントンの米国務省庁舎で開かれる予定だった日米韓3カ国外交次官共同記者会見が突然中止となった。徴用工、領土問題などを巡り日韓関係の溝が再び深まるなか、中国が米国を非難しながら日韓に対する影響力拡大を狙っている。
韓国大統領選が事実上「2者対決」に絞るなか、今後韓国政府の外交政策に関する関心が高まっている。有力候補の共に民主党・李在明氏、国民の力・尹錫烈氏の外交安保政策では、日米や対北朝鮮に対する観点には温度差を感じる。
[ソウル 23日 ロイター] - 韓国の全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領が23日、ソウル市の自宅で死去した。90歳だった。元報道官が明らかにした。 軍人出身の全氏は1979年にクーデターを起こして実権を掌握し、80年に光州で活発化した民主化運動を、軍を投入して弾圧した。その後、大統領に就任、8年間の軍事独裁体制は政治的弾圧とともに経済の繁栄ももたらした。 退任後は、クーデターへの関与で、先月に
北朝鮮内の情報筋によると、北朝鮮は2020年に新型コロナウイルスを防ぐために中国との国境を閉鎖したため深刻な食糧不足にあえいでおり、2025年に国境を再度開くまでベルトを締めるよう市民に伝えている。
[東京 17日 ロイター] - 松野博一官房長官は17日の記者会見で、韓国の警察庁長官が島根県竹島(韓国名・独島)に上陸したとの報道に関連し、「上陸が事実なら到底受け入れることはできない」と述べ、16日に韓国側に厳重に抗議したと明らかにした。竹島は韓国が実効支配し、日本も領有権を主張している。 共同通信などによると、韓国の金昌龍・警察庁長官が16日、竹島に上陸した。現職長官による上陸は約12年
北朝鮮が10月27日、国連総会で韓国に駐留中の国連軍司令部(UNC、United Nations Command)の解体を再び主張した。専門家は、北朝鮮が在韓米軍の撤収を含め、米韓関係を弱体化させようとする意図的な発言だ
北朝鮮に対する国連制裁を施行するという多国間のコミットメントを強化するため、この数週間の間オーストラリア、カナダ、フランスと英国が日本および米国と提携して空中および海上パトロールを実施した。
日本政府は2日、10カ国が国内手続きを終えた地域的な包括的経済連携(RCEP)について、来年1月1日に発効すると発表した。米国や欧州諸国の参加しない、世界でも最大規模の経済連携協定貿易圏が形成される。