宝塚OGが神韻に感激「夢の世界のよう…中国を象徴する彩り」

2023/01/11
更新: 2023/11/15

「曲に乗った踊り方とか、お芝居の時の表情とか、皆さん本当に素晴らしいなと思って、どの場面もすごい感動しました」

1月9日、元宝塚歌劇団雪組副組長の麻樹ゆめみさんが兵庫県立芸術文化センターで行われた神韻公演を鑑賞した。「女性ばかりの劇団にいたので、力強くてかっこいい男性舞踊が新鮮でした。ジャンプの高さもすごいじゃないですか。目を輝かせて見ていました」と語った。

女性の宮廷舞踊の美しさにも魅せられたという。「衣裳が優雅ですごく綺麗。あの長い布を扱える演者の皆さんの技術も素晴らしいなと思いました」

神韻の衣裳は、伝統的な審美眼に基づくまばゆい色彩を基調としている。麻樹さんは「あの鮮やかさと彩りは夢の世界のようで、中国を象徴しているような感じ」と語った。

現代中国の信仰者が迫害を受ける演目からは新鮮な印象を受けたという。「こういうことが中国で今でも起こっているのかと、悲しく思いました。ただ、最後に神様が救ってくださるということには納得しました。神様は見てくださっていて最後には幸せを与えてくれるんだと思いました」

2023年1月9日、医療品・化粧品会社を経営する谷口泰造さん(左)と大学院で歯学を学ぶ谷口諒至さん(右)が兵庫県立芸術文化センターで行われた神韻公演を鑑賞した(寺田崚平/大紀元)

同日、医療品・化粧品会社を経営する谷口泰造さんと、大学院で歯学を学ぶ谷口諒至さんが親子で神韻公演に訪れた。「お互い歴史が好きなんで、中国の歴史を描いた演目は大変楽しめましたね」と口を揃えた。「水滸伝は面白かった。魯智深の豪快なところと破天荒なところが、演出としてよく出ていた。ところどころ笑いもあり、コミカルで面白かったです」

諒至さんは3D背景幕を使った演出にも驚いたという。「スクリーンに演者が飛び込まれて、(映像と演者が)スッと切り替わる技術には驚きました」と語った。2人は神韻を純粋なアートとして楽しんだという。「毎回演目が変わると聞いたので、また見たいなと思っています」

2023年1月9日、歯学博士で NPOの代表理事を務める澤田宗久さんが兵庫県立芸術文化センターで行われた神韻公演を鑑賞した(藤野偉/大紀元)

同日、歯学博士の澤田宗久さんが神韻公演を鑑賞した。「非常に印象的でインパクトがある。この劇団そのものが世界平和につながる活動をしていると感じた」と語った。澤田さんは自身のクリニックで院長を務めるかたわら、NPOで代表を務め医療奉仕や教育系ボランティア活動を世界的に展開している。

「人間は神から恩恵を受けて、素晴らしい宇宙の中で生かされているわけですから、自分たちはそれを十分に活用してやっていかないとだめだと思う。もっと共存共栄を図れば世界平和につながる。私はいつもそういう気持ちで活動しているが、まさしくこの芸術団を見てそれを感じ取った」

「今、中国政権がいろんな国に好き放題のことをやって問題を起こしているなかで、中国の人たちが世界平和のために立ち向かっているという姿に非常に感銘を受けてファンになった。世界から発信して中国の人たちに向けていけばと思います」

さらに「人間は神様をおろそかにしたら変な方向に進んでいく。それを舞踊で表現していることを後半に向かってどんどん感じ取れたので、拍手にもだんだん力が入っていきました」と芸術団を称えた。

最後に澤田さんは「神韻は真理を探求していると思う。その真理に向かって一生懸命頑張って努力してこういう公演をやっているということを、みんなに分かってもらえるような世界になっていってほしいと思います」と締めくくった。

失われた中国伝統文化の復興を目指す神韻芸術団は、目下、日本巡回公演を開催中だ。ツアー日程は公式サイトで確認できる。

大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。

大紀元報道記者。東京を拠点に活動。