今年の東京2020オリンピック大会は、五輪史上でも非常に若いアスリートたちが活躍している。国際オリンピック委員会(IOC)は、大会参加の最低年齢を定めていないが、競技ごとに各基準はある。
1.台湾のテコンドー選手・羅嘉翎
テコンドー一家に生まれた羅嘉翎(LO Chia-Ling)さんは、父親がテコンドージムを経営しており、子供の頃から父親と一緒に練習していた。また、兄の羅堉誠(Luo Yu-Cheng)さんもテコンドー選手だ。東京オリンピックではテコンドー女子57kg級で銅メダルを獲得し、同競技で台湾チーム最年少出場選手となった。
2.日本のスケートボード選手・西谷椛
西谷椛選手(13歳)は東京オリンピックのスケートボード女子ストリートで日本代表として優勝した。現在、日本の最年少オリンピック金メダリストであり、史上3番目の若さでオリンピック金メダルを獲得した。
3.台湾の卓球選手・林昀儒
林昀儒(りん いんじゅ)(19歳)は、台湾の卓球選手。メディアからは「20年ぶりの台湾最強のプレーヤー」と評され、多くの国際大会で活躍している。林昀儒選手と鄭義信選手は、東京オリンピックの混合ダブルスで、銅メダルを獲得した。
4.日本のスケートボード選手・開心那
12歳のスケートボード選手の開心那(ひらき・ここな)は、4日、東京五輪のスケートボート女子パーク決勝で、銀メダルを獲得した。開選手は日本の夏季オリンピックで史上最年少出場を果たした。
5.シリアの卓球選手・ヘンド・ザザ
ヘンド・ザザ(Hend Zaza)選手は、シリアの卓球選手で、今年で12歳。今年の東京オリンピックに最年少で出場したザザ選手は、5歳の頃から卓球を始めた。
6.台湾の水泳選手・王冠閎
台湾の水泳選手である王冠閎(19歳)は、これまで多くの国際大会に出場している。今年の東京オリンピックでは、男子200mバタフライの予選で王冠閎選手が1分54秒44で終わった。同選手は「台湾蝶王(台湾のバタフライ・キング」の異名を持つ、ハンガリーの首都ブダペストで行われている競泳国際リーグ(ISL)で台湾記録を更新した。
7.英国のスケートボード選手・スカイ・ブラウン
13歳のスカイ・ブラウン選手(Sky Brown)は、英国のスケートボード選手。幼い頃からインターネット上の動画でスケートボードを習い、11歳でスケートボード世界選手権で3位となった。昨年はトレーニング中に、多くの骨折をしたにもかかわらず、ブラウン選手は東京オリンピックに出場することを決意した。
(大紀元日本語編集部)
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