ホワイトハウスのサキ報道官は16日、バイデン大統領は25日午後に大統領就任後の初めての正式な記者会見を行うと発表した。
今月に入ってから、ホワイトハウスの定例記者会見で、米メディアの記者は相次いで大統領が記者会見を開かない理由をサキ報道官に尋ねた。6日の記者会見で、同報道官は不満を露わにした記者団に対して、今月末に大統領が正式な記者会見を開くと示唆した。
米フォックスニュースは14日、新大統領は就任してから55日が過ぎたにもかかわらず、演説を除けば、1回も正式な記者会見を開いていないと批判した。トランプ前大統領は就任した「わずか1週間後に記者会見を開いた」。過去100年間、新大統領が記者団に対面しなかった最長期間は7週間以上だったという。
サキ報道官は先週、「大統領は週に数回、記者団の質問に答えている」と強調した。
フォックスニュースは、バイデン大統領に対する報道機関の圧力が高まっていると示した。ワシントン・ポスト紙編集部は先週、「バイデン氏が記者会見を開くべき時期が来ている」と主張した。ホワイトハウス記者協会のジーク・ミラー(Zeke Miller)会長は今月初め、バニティ・フェア誌に対して、大統領の記者会見は「米国民に情報を提供し、政権に説明責任を負わせるのに重要である」と語った。
(翻訳編集・張哲)
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