中国湖南省、H5N1鳥インフルエンザが発生 

2020/02/02
更新: 2020/02/02

新型コロナウイルスが猛威を振るう湖北省に隣接する内陸部の湖南省の養鶏場で、鳥インフルエンザが発生した。中国農業農村省が2月1日、発表した

中国メディア報道によると、国立鳥インフルエンザ検査研究所は、飼育されたニワトリから、病原性の高い「H5N1型」を検出したとして、鳥インフルエンザの発生を確認した。

養鶏場では7850羽のニワトリが飼育されており、4500羽が死んだ。地方政府は、1万7828羽の家禽を感染拡大を防ぐために殺処分した。

現在、中国で新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大している。中国動物疫病予防管理センターは、今回の鳥インフルエンザの発生は、中国の公衆衛生資源の負担をさらに増大させると指摘している。

(翻訳編集・佐渡道世)