李嘉誠傘下スーパーマーケット、中国での店舗数を縮小

2016/03/08
更新: 2016/03/08

 香港の富豪李嘉誠氏が率いる長江実業グループ傘下のスーパーマーケットチェーン店の百佳超市は3月末に、国内四川省成都にある3つの店舗と広東省にある4つの店舗の営業終了を決定した。8日付国内紙「証券日報」が報じた。

 報道によると、百佳超市(中国地区)幹部は「店舗の賃貸契約が満了したことや賃貸料などコスト面が高騰したことが原因で、成都と広東省にある店舗を閉店することを決定した」と述べ、「将来的に、南中国地区を重点に安定的な発展を図っていく」とした。

 国内メディアによると、近年李嘉誠氏は次々と中国国内での事業から撤退し、不動産の売却に伴い、百佳超市も中国国内での店舗を縮小している。同社は今回の決定を含めて成都にある6つの店舗のうち、すでに5つを閉店することになった。今後成都での店舗を完全に閉店する見込みだという。また上海にあった21の店舗も2012年にすべて閉店した。

 百佳超市は今後、広州、佛山、東莞、中山、深セン、珠海、江門と武漢の8の都市での店舗数は60を下回るという。

(翻訳編集・張哲)

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