【大紀元日本5月12日】南シナ海の西沙諸島周辺で中国船とベトナム船が衝突し、両国間の緊張が高まるなか、ベトナムでは11日、首都ハノイやホーチミン市などで反中デモが行われた。デモ活動が厳しく規制されている同国で、本格的なデモが起こるのは異例。
この日、ホーチミン市のデモ参加者は「中国は侵略を止めろ」「ベトナムから出ていけ」などと書かれたプラカードとともに市内を行進した。また、英ガーディアン紙によると、ハノイでは約1000人が中国大使館前に集結し、「私たちの石油を盗むな」などと訴えたという。
(翻訳編集・森 豪太)
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