【大紀元日本4月16日】国営新華社によると、習近平国家主席(中央軍事委員会主席)は14日、北京の空軍総指揮部を訪問した際、空中と宇宙空間での攻撃・防衛能力を一体的に備える空軍建設を加速させるよう幹部らに指示した。
習主席は発言の中で、中国共産党の指導を強調しつつ、軍の現代化・正規化を確実に進めるよう促した。そのなかで「強大な人民空軍は、中国夢・強軍夢を実現するための強力な後押しになる」と述べた。
国営英字紙チャイナ・デイリーは15日、習主席の発言は「時代の要求」に対応したものと説明している。記事は航空専門家・王亜男氏の話を引用し、米国やほかの複数の大国が宇宙の軍事利用に力を入れていることを引き合いに、「中国は宇宙技術の平和利用を宣言しているが、ほかの国の宇宙における行動に対応する能力を備える必要がある」と強調した。
(翻訳編集・張凛音)
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