【大紀元日本8月3日】アフリカ南部ジンバブエで先月31日に投票が行われた大統領選挙の結果発表に向けた作業が進むなか、現職のロバート・ムガベ大統領は1日、はやくも勝利宣言を行った。しかし、対立候補のモーガン・ツァンギライ首相は現職側に不正があったと訴えており、同首相陣営の旧野党「民主変革運動」は選挙結果の無効を要求している。
これまでも、暴力的な弾圧政策や選挙の不正が問題視されることが多かったムガベ大統領。同大統領は、ジンバブエが1980年に英国から独立して以来、実に33年間にもおよぶ独裁的な長期政権を担ってきた。
現在、各投票所には開票結果が貼り出されており、中央選挙管理会による最終結果は5日までに発表される予定だという。
(翻訳編集・森 豪太)