地面から謎の白いクリーム状の泡噴き出す=南京

2013/05/17
更新: 2013/05/17

【大紀元日本5月17日】江蘇省南京市で11日夜9時、大通りの地面から謎のクリーム状の厚いが突然湧きだすという不思議な出来事が起きた。泡は臭気を帯びており、道路に幅40~50メートルほど広がった。泡の厚さは10センチ以上と見られる。

目撃者の一人は、この珍事を個人ニュース公表サイト「我新聞」に投稿した。それによると、突然路面にヒビが入り白いクリーム状の泡が噴出。そのまま出続けて、30分程度で道路幅いっぱいになるまで広がったという。

驚いた住民は警察、消防に通報した。到着した警察官が立ち入り禁止線をもうけ、見物人を退避させた。消防員は泡を押し流すため、大量の放水を行った。しばらくして、泡の噴出は止まった。

香港のニュースサイト・星島環球は南京地下鉄建設部門を取材した。泡の噴出は、道路地下を走る地下鉄工事の際の「ミス」で起こったもので、「泡は石鹸と同じ様なもので人体に毒性はない」と答えた。14日、建設責任者・王鵬氏は事故原因について、工事で土壌を柔らかくするために使われた泡沫剤が、地層の性質の違いでできた隙間に入り込み、路面を破り、噴き出したと説明した

1カ月前にも、南京地下鉄3号線の新庄駅の建設現場で、大量の泥水の泡が噴き出す事故が起きた。事故原因は、今回と同様と同紙は伝えている。

(翻訳編集・佐渡 道世)