【大紀元日本10月15日】広東省中山市海洲村で12日、売却された土地の賠償金に不満を持つ村民ら数千人が抗議デモを行った。当局は200人以上の警察官を出動させたが、大きな混乱はなかった。
村民によると、売却されたのが同村付近の高速道路約数百ヘクタールの土地で、30億元(約390億円)で売却されたという。一人当たり23万元の賠償金が支払われる計算になっている。
しかし、10日にミニブログでは、大幅に減額され村民一人あたり5千元(約6万5千円)の賠償金との書き込みがあった。村民らは、売却金の大部分が地元政府関係者が着服したと推測し、不満を表すためデモを行った。
政府関係者は売却の話が決まっていないとし、着服の疑いを否定した。
デモの発端となったミニブログの書き込みも削除された。
(記者・唐銘、翻訳編集・余靜)
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