【大紀元日本1月13日】四川省では人工飼育のパンダが野生動物保護区内に放された。絶滅危機のパンダを救うための対応策の一環だ。
成都市近郊東南部の野生動物保護区で水曜日、パンダを大自然に還すセレモニーが行われた。第一回目は、6頭がこの面積20平方キロの保護区内に放されて、野生化の生存訓練を受ける予定。
関係機関の幹部によると、健康の状況や、行動、DNAの遺伝関係などに基づいて、成都のパンタ繁殖センターの108頭のパンダから今回は6頭を選んだ。これからはもっと頭数を増やしていく予定である。これらのパンタは飼育員がその世話をし、引き続き食べ物と水を供給する。将来的には完全な野生化を目指す。
(翻訳編集・叶子)
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