【大紀元日本11月29日】28日午後1時45分ごろ、関西空港で待機指示を受けていた上海行きの中国東方航空516便(エアバスA330、乗員乗客245人)が、管制官の離陸許可を得ないまま離陸するトラブルが起きた。
同機の離陸には他の航空機との間隔があったため重大なトラブルには繋がらなかったものの、国土交通省は航空法違反の可能性があるとみて同社を事情を聴取する。
同省によると、管制官が着陸予定の海上保安庁のヘリコプターと無線交信中に、東方航空516便が離陸滑走を始めたため、管制官が英語で「すぐに止まれ」と指示。しかし同便はこの停止指示に従わず、そのまま滑走したという。
(翻訳編集・佐渡 道世)