【大紀元日本8月27日】アメリカ東海岸に向けて北上中のハリケーン「アイリーン」が、27日と28日にかけてワシントン、ボストン、そしてニューヨークなど大都市を直撃するおそれがあり、北米各地域の200万人に緊急避難勧告が出された。26日午後5時59分、米CBSニュース電子版が伝えた。
また、オバマ大統領は、「台風の予想進路にいるなら警戒すべきだ。……最悪の事態に備えなければならない」と、国民に厳重に警戒するよう呼びかけた。
「アイリーン」の予定進路は、今後東海岸沿いを突き進み28日にニューヨーク付近に到達する見込みで、強風や洪水、大規模な停電に備えるよう市民に呼びかけている。また、ニューヨークのブルームバーグ市長は26日、低地域に住む住民に対し洪水避難勧告を出した。
ニューヨークの公共交通機関は、27日の昼に全面的にストップする予定。
(山崎)