【大紀元日本1月5日】中国西南部の雲南省盈江県内では1日から3日にかけて、地震が頻繁しており、被災者は14.8万人、2万棟超の家屋が一部倒壊などの被害を受けた。地元メディア・雲南網によると現在、死傷者は出ていないという。
雲南省地震観測センターによると、1日から3日にかけて計92回の地震が観測され、最大マグニチュードは4.9と発表された。今回の地震は都市直下型で、震源地がすべて深度10キロと浅いため、広い範囲で建物の被害が出た。4日になってからも、余震は数百回以上観測されている。
雲南網によると、緊急避難した住民の数は8.59万人で、建物の倒壊やがけ崩れなどの2次災害を警戒して自宅に戻っていない人は5.4万人を数えるという。地震専門家は、大地震が発生する恐れはないとしているが、今後も余震が続く可能性があると見ている。
(翻訳編集:高遠)
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