【大紀元日本11月22日】10月下旬から雨の少ない天気が続く江西省では、中国最大の淡水湖、鄱陽湖(はようこ)の水位が1日に20cm以上という急激な速さで低下している。11月19日午前8時、鄱陽湖の都昌水文站で観測された水位は例年同期の平均水位より3m以上低く、昨年同時期よりも0.66m低かった。中新社が報じた。
水位低下により湖周辺の農村では水不足が現れ始めている。また船の航行安全への支障や湖面縮小による漁場の減少のため、ほとんどの漁船が岸に寄せられている。
ここ60年の間に鄱陽湖では初冬に深刻な渇水現象の年が12年あり、このうち6年は今世紀に起きている。これは鄱陽湖の渇水が深刻化していることを意味する。
(翻訳編集・坂本)