30年ぶりの大雪、水害の脅威に=ポーランド

2010/02/06
更新: 2010/02/06

【大紀元日本2月6日】ポーランドの専門家によると、1979年以来の大雪後、気温の上昇に伴い雪が解け始め、ポーランド全域では深刻な水害の危機に直面しているという。

この冬季、ポーランドは珍しい大雪に見舞われた。雪が溶解せずに積雪が続いたため、このまま春になってしまうと大量の雪が溶け出し、大規模な洪水が発生する恐れがあると専門家は警告している。

ポーランドは南部を除き国土のほとんどが平野で、全体的にゆるやかな丘陵地帯となっており、平均海抜は173メートル。最も低いところは7メートルほどしかない。

現在ポーランドでは25か所で水位上昇が確認されており、水害の脅威が眼前に迫ってきている。

(翻訳編集・坂本)