英国外交官僚、中国の人権改善を促す

2007/09/03
更新: 2007/09/03

【大紀元日本9月3日】英国外交・連邦事務部のアフリカ、アジア、国連事務の担当大臣マルク・ブラウン氏は8月30日、中国当局に対し人権記録の改善を促した。ブラウン大臣は、「中国は人権領域において、多くの改善の余地がある。」と述べた。

ブラウン大臣は8月28日から、中国を訪問。スーダンダルフールでの虐殺問題の担当特使・劉貴氏と会談した。ブラウン大臣は中国当局に、スーダン政府への影響力を発揮し、ダルフールでの虐殺を早急に制止させるよう呼びかけた。

中国での人権改善について、同大臣は、「この問題を適切に解決しなければ、北京五輪の広報活動は大きな代償を払うはず」と指摘した。

 (翻訳/編集・叶子)