【大紀元日本8月31日】中国河北省行唐県口頭鎮秦台村で8月22日、奇形の「3本足のカエル」が大量発生した。
村民によると、秦台村住民・張さんの庭の洗面器に、十数匹の「3本足のカエル」が泳いでいたという。これらのカエルは小さく、身長は僅か2センチくらいの青蛙(トノサマガエル)で、おたまじゃくしからかえったたばかりのようだという。
カエルの外見は、後ろ足が1本であることを除けば、普通の青蛙とまったく変わらない。
地元紙「河北新聞」によると、発見された場所は、石灰石の採掘場に雨水が溜まってできた池。1カ月ほど前、気温が暑いために村民が水浴びしようと訪れた際に、これらの奇形ガエルを発見したという。村民は家族に伝えたが、誰も信じなかったという。
採掘場の管理者は、「わたしは今年50歳になるが、このようなカエルを見たのは初めてだ」と語った。
環境汚染の影響か
専門家によると、病変によるものであるかもしれないが、大量発生したところをみると、採掘場であることから、鉱物質か、あるいは重金属物質が水に含まれている可能性があり、そのために奇形になった可能性もあるという。
中国語のことわざに「三本足のカエルを見つけるのは難しい」とあるが、これはあり得ないことの例え。あり得ないことが目の前で、文字通り存在していることに、村民たちの驚きも大きい。
(記者・豊山総合報道、編集・田中)