新唐人・新年祝賀祭:中国当局による妨害に、抗議声明

2007/02/03
更新: 2007/02/03

【大紀元日本2月3日】 中国の外交官並びに国の機関は最近、新唐人テレビ局(NTDTV)及び当社が上演した中国新年祝賀祭スペクタキュラーを中傷誹謗するメッセージを流している。これらの中国の外交官並びに政府関係者の任務は、誹謗、脅迫、そして妨害の組織的キャンペーンによって、新年祭のスポンサー及び広告主、出演者及び会場運営者、新年祭の開催する外国の政府及び要人、そして新年祭を支援し、或は新年祭に関連していると思われる、あらゆる人物に圧力をあけることである。米国を含む外国に派遣されている中国の政府関係者は、引き続き米国を拠点とする企業、そしてこの例年の中国新年祝賀祭の推進に露骨に妨害をかけている。これに対し、NTDTVは、次のように声明文を発表した。

中国当局による妨害に対する新唐人テレビ局の声明文

2007年1月26日

1.NTDTVは、2001年海外の中国人によって設立された独立したテレビ放送局である。NTDTVは発足時から今まで、プロの作成したニュース、高品質のエンターテイメント番組及び文化的行事を世界各国の中国人地域社会に提供することを目指している。NTDTVの独立した中国語メディアとしての重要な役割は、視聴者、華人地域社会、国際報道機関グループ、民族メディア協会、非政府共同体連合、米国議会、欧州議会、そして米国、カナダ及び他の多くの国の無数の市民政治リーダーから幅広く認められ、さらに支持されている。

2.報道機関として、NTDTVにはあらゆる面おける華人の福祉及び利益に影響を与える問題を報道する責任がある。我々は、世界中で増加し続ける中国人地域社会の視聴者に最善を尽くしている、我々は報道価値のあるニュースを報道し、そして多くの問題に関する公開討論にも注力している。とりわけ、中国当局が中国国内でメディアの自由な報道に対して徹底的に弾圧し、情報の自由な流通に対してますます厳しい規制をかける現状において、我々はこの責任の重大さを真剣に認識しておる。NTDTVは、米国及び他の地域における我々の正常な報道活動及びビジネス経営の権利を擁護し続ける必要があるのだが、中国当局は、海外での中国語系及び中国語系以外のメディアを対象に、中国国内と同様に、この権利を抑圧せよという指示を海外の外交官に出している。

3.文化的行事のプロデューサー及び主催者としてのNTDTV及びあらゆるイベントに参加する関係者は、価値のある伝統、神話及び信仰を含む正統な中国文化を華人及び華人以外の人々に提供するために、辛抱強く頑張っている。視聴者及びスポンサーの支持を得て、NTDTVの中国新年祝賀祭スペクタキュラーは、世界において、中国の新年を祝う最も大きな文化的公演となっている。

2007年の中国新年祝賀祭スペクタキュラーで上演される、「帰位」という舞踊は、自らの信仰を理由として迫害された、ある若い女性の法輪功学習者の物語を描いている。この舞踊は、歴史上において評価されている堅い忠誠心及び「善は善の報いがあり、悪は悪の報いがある」という中国の伝統的価値観を例示している。NTDTVは、この舞踊が関連している内容及び芸術レベルを理由としてこの作品を支持している。しかし、この主題を中国当局は大いに嫌っている。その理由は、この舞踊が表現するものはまさに現在の中国の真実であるからである。

4.NTDTVは、中国の外交官は、外交官の立場を利用して米国を含む民主主義主要国においてさえ報道の自由、結社の自由、そして商業の自由を妨害していることに残念に思う。これらの外交官及びほとんどの中国の企業は法律、情報の透明性、随意な契約、そして民主主義世界の市場に大いに依存している。またNTDTVは、中国という国とその人々が、中国の最も寛大で寛容な伝統に従わず、むしろ反民主主義行為を輸出し続ける外交官によって再び汚されていることも残念に思う。