新唐人テレビ局番組=「中国のネット検閲の背後に潜む欧米企業」、北米で報道賞受賞

2006/11/16
更新: 2006/11/16

【大紀元日本11月16日】米国首都ワシントンで14日に行われた米国第1回エスニック・メディア賞(主催・米メディア協会NAM)の授賞式で、中国語メディア新唐人テレビ(本部・ニューヨーク)の報道番組「中国ネット検閲の背後に潜む欧米企業」が、放送部門の調査報道最優賞に輝いた。

NAM(New America Media)は、全米の最大エスニック・メディア協会。表彰の目的は、高品質かつ多言語による多元的なニュースや情報を米国社会に提供、米国にあるエスニック・メディアの発展に積極的に協力し、バックアップすること。同協会は米国メディア業界において700以上のメディアと協力関係を結んでいる米国では著名な団体。

新唐人テレビ局の「世事関心」番組チームが独自の取材で製作した番組「中国のネット検閲の背後に潜む欧米企業」は、西側の大手検索エンジンIT企業が利益のために言論自由の原則を破り、中国当局のネット検閲を手助けしたことを深く調査報道した。鋭利なテーマや踏み込んだ分析、信憑性の高いデータなどが評価され、最優秀報道賞を獲得した。同部門には約100以上の番組がエントリーしていた。

新唐人テレビ局は北米の華人が運営する非営利の国際中国語メディア。2002年に北米で放送を開始し、2003年7月からは衛星放送として北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニア各国に24時間同時放送を行っている。SARS、人権問題、民主運動など中国大陸の真相に関する詳細報道は、衛星放送を通して世界約2億の中華人視聴者に届き、「中国大陸に自由の扉を開いた」と評価されている。独自製作した、唐時代の文化をモチーフに伝統美を現代的にアレンジした歌や舞踊、音楽を上演する豪華絢爛のステージ「世界華人新年祝賀会」は世界各地で上演しており、日本でも来年3月関東・関西で公演を予定している。