【大紀元日本9月26日】中国人権民主運動情報センターは、中国にある自動車クラブサイト「新奇軍社区(www.mychery.net)」のブログで、中共十七代人事問題および北朝鮮問題についての文章が掲載されたことが原因で、中共当局にサイトの一時運営停止の処罰を受けたと報じた。
同情報センターは、9月中旬に「新奇軍社区」サイトの議論の場コーナーで、海外メディアが報道した十七代人事および「上海幇※」問題の内容が転載され、さらに、8月に中朝国境で軍隊の衝突が発生した等の状況に言及したオリジナル文章も掲載されたことを明らかにした。
しかし、9月20日、同サイトのトップページに、一時運営停止の発表が出された。原因はサイトのブログに実証されていない敏感な内容が掲載されたからである。「新奇軍社区」のネット管理チームは、一日も早くサイトの再開に尽力し、現在は政府当局と交渉中であると示唆した。
この頃、中国大陸の民間インターネットサイトは、トップページにて、国家管理部門の要求により、「インターネット報道情報サービス管理規定」により、報道関係ネットサイトでなければ、「時の政治に関連報道情報」の掲載は一切禁止すると次々と規制を出した。故に、各サイトに上述内容に合致したものが発見されれば、直ちに削除され運営停止、担当者逮捕などになる。
一部のネットサイトでは、「規定で定められた報道情報とは、政治、経済、軍事、外交等の社会公共事務の報道・評論および社会突発事件の報道・評論を指す」とし、「社会突発事件」の報道・評論とは、主に人数の多い団体事件および広範囲にわたり影響の大きい「政治色」を帯びる事件を指すという。
※上海幇は、中国系暗黒社会と呼ばれるチャイナマフィア。中国大陸に約150万人、香港に約20万人、台湾に約10万人と言われる。北米、ヨーロッパ等を中心に暗躍しており、最近では日本に大量に送り込まれてきている模様。特徴としては、ロシアマフィアと同じく政府と結託しており、中国共産党や司法は賄賂で公然と繋がっており、マフィア育成を手助けしていることは、南京大学の蔡少卿教授も指摘しているところである。(Renaissancejapanより)
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