【大紀元日本6月19日】中国北西部の古都・西安市は16日から高温が続き、最高気温42.2度と現地のこれまでの記録を刷新した。現地の気象予報局は西安市を含め周辺地域に高温予告の警報を出した。
中国紙「中新社」の報道では、陝西省気象台の技術者の話を引用し、省内の30あまりの県、市で38度の高温天気が続き、そのうち西安市の気温は17日に42.2度となり、1998年6月21日の41.8度の最高気温記録を刷新したという。
高温が続いたため、日中に外出する西安市市民が激減、普段ではとてもにぎやかな観光スポットも人の影が少なく、午前10時ごろには道路はすでに足が熱く感じるほど焼けているという。
報道では気象専門家の話を引用し、陝西省は毎年夏シーズンになると、このような高温天気が必ず1回発生する。今年は決して異常ではない、20日ごろには省内の大半の地域で雨が降り、高温も緩和される見込みと報じた。