イラクのアルカイダ組織は12日、インターネット上の声明で、米空爆で殺害された指導者、ザルカウィ容疑者の後継者に、アブハムザ・ムハジル(Sheikh Abu Hamza al-Muhajir)という人物を選出したことを明らかにした。
声明では、アブハムザ・ムハジルを後継者にすることを合議で「全会一致で決めた」とし、この人物について「聖戦の経験があり知識豊富」とされている。
アブハムザ・ムハジルは、ほとんど無名で、専門家の間でも後継者候補として全く予想されていなかった。
[ロイター12日=ドバイ]