【大紀元日本4月30日】完成された世界最大豪華客船「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」は、29日にイギリスの南アンプドン港で進水式を終え、来週ニューヨークに向けて出港する。
AFP通信によると、二年前に就航し始めた「クィーン・マリー2号」を凌いで世界最大豪華客船となった「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」は、米国とノルウーの共同出資ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が、ノルウーの造船企業グループであるアカー・ヤード社に発注し、フィンランドで製造されたという。
この超大型客船は、全長339メートルで、「クィーン・マリー2号」より6メート短いが、横幅は同2号に比べ、15メートル長いという。乗客定員4370人は、「クィーン・マリー2号」の1.5倍、15万8千トンの総重量は、「タイタニック号」の4倍である。しかし、世界最大の称号は3年後に、乗客定員は5000人を超える新しい超大型客船に奪われるとみられる。
船内には、ショッピングモール、スケート場、ロック・クライミング、サーフィンのできるプールなどの豪華リゾート施設が設けられているという。「タイタニック号」の4倍の総重量で、デッキはアメリカンフットボール場が25個入る広さを誇る。船長は、同客船はスポーツ・カーのように動きが敏捷で速いと語った。
「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」は、6月4日に初めての就
ラスベガス風にデザインされたショッピングモールやレストラン(JUNGE, HEIKO/AFP/Getty Images)
アッパーデッキではサーフィンもできる(Getty Images)
航が行われる予定である。