米国中部で竜巻が発生、死亡者多数

2006/04/05
更新: 2006/04/05

【大紀元日本4月5日】米国中部地区は、2日から竜巻と暴風雨に見舞われ、すでに27人の死亡が確認されたという。

中央社の報道によると、中部の五つの州では、数十個の竜巻が発生し、巨大な雹が民家や、電信柱を破壊した。多くの住民は自宅に閉じこまれているという。

国立気象局の専門家によると、雷を混じる暴風雨に竜巻が加え、テネシー州のデル郡とギブソン郡を直撃し、それぞれ15人と8人が死亡したという。

デル郡の警察署長ハタ氏は、米国ケーブル放送のニュースで、「民家が完全に破壊され、中の家具なども全部竜巻に飛ばされた。周辺の住宅はほとんど全壊した。電力中断の状況も数日間続く見込み」と語った。