【大紀元日本2月16日】米下院の国際関係委員会のローラバーカー議員(Dana Rohrabacher)は14日、公聴会で中共政権は米国にとって将来の最大の潜在敵国であると示すとともに、米国が世界平和を維持するための最大の盟友は中国国民であると表明、米政府の対中国政策が必ずしも中共政権の暴政を有力に牽制できていないと批評した。
ローラバーカー議員は国際関係委員会で外交政策の監督と調査を担当。同氏は2月14日の公聴会で、「中共が国内外で推進している政策などからみて、この政権は米国と世界平和への最大の潜在的脅威であるのがわかる」と発言し、中国問題を討論することは、米国と全世界の未来と平和にとって、重大な意義を持つと語り、一方、中国国民は米国の最も堅実な盟友であると見解を示した。
米下院議員ローラバーカー氏 (大紀元)
その理由について、ローラバク議員は「我々は中国国民とは対立しない。米国が世界平和を維持し、世界を前進させる努力において、むしろ最も重要な同盟は中国国民である。事実上、中国国民は明るい未来を勝ち取るための最大の希望で、我々は全力で彼らに支援の手を差し伸べ、民主化を促進し、中国を正しい発展方向に誘導すべき」。
また、ローラバーカー議員は、米国政府の対中国政策は中国国民に民主同盟の手として届いていないと批評した。
公聴会に証人喚問された専門家からも、同様な意見が聞かれた。ワシントンのハドソン研究所の研究助手ブラン氏は、「1989年の天安門虐殺事件で、中国国民は自由を求める願望が確認されたが、問題は我が国が実行する一部の政策は事実上、中共政権が国内外にいる自国民を圧制できる隙を与えてしまった」と述べた。
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