【大紀元日本12月19日】コロンビア当局は15日、極右私兵組織552人が、現在進行中の政府との平和的合意の元、武装解除に応じたことを明かした。VOAが伝えた。
コロンビア政府平和委員会によると、武装解除の儀式は15日に首都ボゴタの西約300kmのサンタリオで行われた。極右私兵組織は『グウァティカの英雄と殉教者』として知られ、国内左翼組織との戦闘を続けている。
平和委員会のルイス・カルロス・レステレポ議長が当局者と儀式に参加、既に極右私兵1万3,000人が武装解除に応じ、政府との平和プロセスに参加する予定について述べた。
コロンビアはここ40年、共産左翼勢力、極右私兵組織、政府軍とで三つ巴の戦闘を続けている。この戦闘によりコロンビア国内では毎年数千人が死亡している。