ロバーツ氏、米最高裁長官就任の宣誓

2005/09/30
更新: 2005/09/30

【大紀元日本9月30日】今月初めに死去した米連邦最高裁長官ウイリアム・レンキスト氏の後任として、連邦高裁判事で保守派のジョン・ロバーツ氏(50)は現地時間29日午後、米国第17代最高裁長官として宣誓式に臨んだ。ロバーツの就任は、宣誓の4時間前に米上院本会議で78対22の投票結果で承認された。

宣誓式で、ロバーツは「この投票は、私にとっては、根本の原則を意味している、つまり、裁判は政治とは違うものである」とし、ブッシュ大統領に謝意を表した後、「レンキスト最高裁長官が我々に伝えてくれた、強く活気ある自治の精神を、次世代につないでいきたい」と宣言した。

最高裁長官は引退か死亡まで在任が認められており、保守派の新長官が就任したことで、最高裁、司法当局に保守派の影響力が長垣xun_タ定化する見通しだ。

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