【大紀元日本7月8日】イギリスからの情報によると、ロンドン市内の地下鉄とバスで現地時間の午前7時に7回の爆発があったという。政府の発表によると、この事件の中で、少なくとも45人が死亡、1000以上の人が負傷した模様。政府は既にこの事件をサミット会議にタイミングを合わせたテロと断定した。
爆発はバスと地下鉄で発生。現在バスと地下鉄が全面的に運転停止になっている。警察当局は外出しないように市民に呼びかけている。さらに、爆発現場に軍隊も派遣されている。
爆発が確認された地下鉄駅は、エッジウエア・ロード駅、キングズ・クロス駅、 ラッセル・スクエア駅、リバプール・ストリート駅、オールドゲイト・イースト駅及び ムーアゲイト駅。そして、ロンドン市内のラッセル・スクウェアで、二階建てのバスの上階で爆発が起き、屋根が吹き飛び、乗客数人が即死したという。
現在7箇所で爆発があったと伝えられている。
ブレア首相は一連の爆発を「テロで野蛮な攻撃」と断言。「遺族にお悔やみの言葉を申し上げたい」と述べた。また、「(サミットに参加した)首相たちすべてがテロリズムの打破を目指したいといっている。決してテロリストに成功させることはしない」とテロを批判した。
主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)が現在スコットランドで開催中。ロンドンは昨日2012年のオリンピックの主催地に選ばれたばかり。喜びもつかの間、ロンドンは深い悲しみに包まれている。
ロンドン金融区に勤める人々がビルから分散されてから傘の下で休憩する((AFP/Getty Images)
警察がEdgware街を封鎖する(Getty Images)
救援隊が事故現場地下鉄Kings Cross駅に来た(Getty Images)
警察が爆発された車両を見ている(AFP/Getty Images)