【大紀元日本6月2日】香港メディアの情報によると、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金(Bill & Melinda Gates Foundation)は昨年以来中国A株市場に投資をしているが、収益を得ることができず、実際の損失額は数百万元に及んでいるという。
昨年7月、同基金は中国A株市場に参入する資格を取得し、1億ドル分の割り当てがあった。その後、この財団は2000万ドル近くを投じ、南海発展を523501株、瑞貝卡を414200株、金高股份を607040株購入した。これら3つの会社の主要業務は、それぞれ給水、かつら、紡績品であった。これらの会社はみな、同基金の投資活動に対して歓迎の意を表したが、彼らはゲイツ本人と直接の関係はなかった。
同基金は、A株市場のほか、香港市場においても投資活動を行っており、選択した2社の株は現在それぞれに上昇している。あるアナリストによると、同基金がA株市場で利益を失ったのは、ゲイツの見る目に問題があるからではなく、現在の中国株式市場が低迷を続けているからである。