少壮軍人が胡錦濤主席に最後通牒 呉儀召還の隠された真実?

2005/05/28
更新: 2005/05/28

【大紀元日本5月28日】胡錦濤主席が4月10日に行われる予定であった、「中日関係についての青年研究討論会」への差し止め命令および民衆の抗日行為を極力抑える政策について、きわめて不満であった武闘派の少壮軍人たちは、一ヶ月間に渡る相談を経た後、胡錦濤主席に対して圧力を掛け、日本に関わる一連の問題に「はっきりとした態度」を示すようと要求、「必要であれば軍事クーデターを通して、胡錦濤主席の軍に対する指導権を強制的に放棄させる可能性も考えられる」と強硬な態度を示した。

中国内情ウェッブサイト・看中国(シークレットチャイナ)の報道によると、5月23日の朝早く、軍人たちの要求通知が手元に届いた胡錦濤主席が急遽、東京に到達した呉儀副首相に対して、5月23日午後に小泉純一郎首相との会談予定を取り消すように通知した。そのため、日本側は、呉儀副首相は緊急公務のため帰京することで、中国政府の要求通り会談を取り消したと発表した。

中南海高層部の内情を知る少壮軍人によると、いわゆる“緊急公務”とは、対日政策の変更および軍人を落ち着かせるための、軍事クーデターを予防する対策だという。

(執筆者:聞軍)