【大紀元5月6日】(自由アジアラジオ局の報道)広東省は1日、インターネット上の掲示板の管理をさらに厳しく規制する新たな規定を発表した。新規定によると、掲示板に問題発言があった場合、ホームページの所有者と掲示板管理者の責任を問うこともできるという。
広東省はこのたび、「インターネット上の有害情報を取り締ることに関する通知」を発表した。この通知によると、ホームページと掲示板に必ず責任者を置かなければならず、発表の内容は審査を経て、はじめてネットに出すことができる。また、発表の時間、ホームページのアドレスなどの情報を全部記録しなければならない。万が一、有害情報が現れた場合、ホームページの所有者と掲示板管理者は問責される場合がある。
さらに、ホームページや掲示板は、政府の承認を得ずに無断に新たなカテゴリーを増やしてはならず、使用者数も規定された範囲内でなければならない。
この規定が発表された後、多くのネット使用者は管理者の責任を追及するのは連座制であると批判した。
この規定が発表される前、各大学の掲示板は既に中国政府に取り締られ、知名度の高い北京大学の掲示板「一塌糊塗」は既に閉鎖された。しかし、その後、インターネットの呼びかけにより、反日デモが拡大した。五月の連休中、反日ネットとチャットルームが多数閉鎖されたという。
(自由アジアラジオ局)