【大紀元日本7月3日】湖北省宜昌市の夜明珠埠頭で6月29日、貨物船に荷積み中の米袋からこぼれたコメを食べた20羽以上の野生スズメがまもなく全て死んだという。中国メディア・中新網が3日に報じた。
報道によると、貨物船に積まれていたのは中国の東北部で栽培された4品種のコメ数十トンで、現地から重慶に向かう予定だったという。地元当局は直ちに、このコメを検査し、翌日に「コメは何の問題もない」と発表した。スズメの死因を調べるための検視を行ったかどうかは不明。
政府の専門家は死因について、食べ過ぎまたはほかのところで有害物質を摂取したためと説明した。
しかし、一部の中国人ネットユーザーは、死んだ野生スズメの写真を大量に転載し、「野生スズメが食べ過ぎて死んだ?前代未聞だ」、「コメに問題はない。スズメに問題がある。検死報告書を見せてくれ」などと政府の発表に疑問視している。
(翻訳編集・王君宜)
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